七転び八起き

もんちょの日記

君はおりこう みんな知らないけど (銀色夏生)

今日は勇気を出して自分の話をします。


私は十代の頃にパニック発作を起こし、以後良くならず
パニック障害になりました。
今は病院に通院しながら家の家事手伝いをしています。
キレイに言いましたがニートになるかと思います。


その十代の頃、当時母が務めていたパート先の知人の娘さんが
私の話をきいて顔も知らない私に買ってきてくださった本が
ブログタイトルの銀色夏生さんの本でした。


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君はおりこう みんな知らないけど


当時の私も今の私もそうですが、
"君はおりこう みんな知らないけど"
これだけで少し救われる気持ちになれるんです。


持病持ちの母の面倒をみたり、家事の手伝いをしても
誰も知りませんし見ていません。
どこで働いて、幾ら稼ぎがあるかの方が
社会的に評価される事なのだろうと思います。


でも生きてるんです。
みんな知らないけど おりこうでいいんです。
と思える日も多くないですが、相当励まされました。
この本を選んでくださり感謝しています。


その知人の娘さんとは、結局一度もお会いしていません。
以前は近所に住まわれていたんですが、
遠く離れた土地に引っ越しされました。


今思うと私御礼言えてないんです。

手紙書いて母に渡してもらえば良かったのですが
今は薬で症状が軽減されていますが、当時は薬もなく
インターネットもなく、自分に何が起きているのか
把握できていませんでした。

この場をお借りして本当にありがとうございました。


交流を持たなくても、人間は繋がりあえるんですね。
このブログもそうですし。



最後まで読んでいただきありがとうございました。