七転び八起き

もんちょの日記

「焼き鳥」と「レコード」と「Yesterday」

読んで下さりありがとうございます。




先日久しぶりにレコードを聴きました。

母が独身の頃に買ったレコード「 ザ・ビートルズ」の「ラヴ・ソングス」を聴きました。

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ザ・ビートルズ」の「ラヴ・ソングス」
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中身
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ブックレット

もうかれこれ40年以上前のものです。

3,600円って今のCDアルバムの値段と大差ないですね。

当時の物価考えると高いですよね。

かなり高いかな。

我が家は転勤族で、転勤のたびに母は大事に梱包して

運んでいたみたいです。
 
カビ臭さは少しありますがとても綺麗な状態です。

娘の私が聴けているのは感慨深いです。

いつ聞いた話だったか覚えていませんが

父と母は結婚する前

全く同じレコードプレーヤーとスピーカーのセットを

それぞれ自分用に自分で買っていたそうです。

当時10万円もしたそうです!

母は電気屋さんに「女の子でこんな高いの買うのは珍しい」って

言われたみたいですね。

偶然ですが音楽好きレコード好きは両親からもらったものだなと思ったエピソードです。





そして「ラブソングス」の一曲目が

「Yesterday 」でした。

ギターの弦をはじく音が聴こえるぐらい音があまりにもクリアで、

そしてヴァイオリンの音色の奥行きと

曲全体の雰囲気はセピア色

ポールマッカートニーがすぐ側で歌っているようで

胸の奥がじーんとあつくなりました。




レコードの音色で「Yesterday 」を聴いて

そっと胸に閉まっていた夢を

はっきり思い出してしまいました。

レコードを聴く数日前、亡くなった父が夢に出てきて

「焼き鳥食べに行くか。」

って言ったんです。

何て答えたか覚えていないけど嬉しかった。

寝ながら「お父さん」って呟いたのは覚えています。

実は夢を見る前、父が亡くなった後に

行くようになった焼き鳥屋さんに

「お父さんと行きたかったな。」

って話してたんです。(現在はコロナ禍で休業中です)

ちゃんと聞いてるんですね。

しゃんと生きなきゃって思いました。





私には

「今日、一日の区切りで生きよ」の言霊が必要なんです。

行けなかった学校生活の夢を見てしまったり。

もう会えない人が普通にそこに居る夢を見てしまったり。

夢から覚めるたびに心が泣いている日があります。

もうかえってこない日々を夢に見て苦しいけど、

今できることを私なりに精一杯頑張りたいです。



でもこれ記事にしてる間

涙ぼろぼろこぼれ落ちてます。



前向きながら泣く。

矛盾だらけです。







最後まで読んで下さりありがとうございました。